お申し込みはこちら(無料版で教材を試す)
menu
En

シンクシンクの社会への取り組み:カンボジアにおける思考力教育導入

花まるラボは、2017年より、国際協力機構(JICA)中小企業海外展開支援事業として、シンクシンクとその知見を活用して、カンボジアにおいて思考力教育の導入事業を手がけています(プレスリリース)。

カンボジアでは、主にポル・ポト政権時代に多大な打撃を受けた教育環境の整備、学力の向上が国家の最優先課題となっています。2014年の高校卒業試験の合格率は僅か26%、その後、政府の意欲的な政策により大幅な改善を見せているものの、未だに人材競争力の強化は喫緊の課題です。

シンクシンクと、花まるラボの持つ教育的な知見は、カンボジアの抱える教育課題の解決を幼少期の教育からサポートできる可能性があるとカンボジア政府から期待されており、同国教育・青少年・スポーツ省(Ministry of Education Youth and Sports)の全面的な協力のもと、シンクシンクの導入事業を推進しています。

シンクシンクにより、偏差値が6.8改善!

2018年には、シンクシンクの効果を検証する大規模実験を実施しました。 実験は3ヶ月間、1,500人規模、慶應義塾大学中室牧子研究室(教育経済学)との共同で行われ、首都プノンペン周辺の5つの公立小学校で、40クラスに属する生徒のうち、ランダムに選ばれた20クラスの生徒には、算数の授業の一部でシンクシンクを用いた学習を行い、アプリを用いない残りの20クラスの生徒と比較しました。

3カ月後、小学校3年生の学力テストは偏差値で6.8、同4年生は6.1も改善し、生徒たちが将来大学に進学したいという意欲も向上していました。算数やIQテストに対して、直接的な対策を行なっていないにも関わらず、他の開発途上国で行われた学習支援ツールに関する研究に比べると、学力やIQを改善する効果が著しく大きかったのです。 また、この結果は、特定の属性(性別や親の教育など)に偏ることなく全ての属性に対して得られており、シンクシンクが、全ての子どもたちにとって有意義な教材であることが、一定程度証明できたと考えています。

これからも、社会や子どもたちの未来に少しでも貢献できるよう、世界中で多様な取り組みを推進して参ります。

関連情報:
2019 Google Play Awards “Best Social Impact” TOP5に選出
中室牧子研究室によるワーキングペーパー(英文)
Khmer Times: Think!Think!: Primary students get their Math ‘study buddy’(英文)
JICA案件化調査について